多くの人が待ち望む便利な機能
先日新型のアップルの発表会で、新たに多くの便利な機能が発表されましたよね。
自分の顔でiPhoneのロック解除が出来たり、ケーブルレスで充電ができるようになったり、apple watch単体で電話やapple musicの何千万もの曲をストリーミング出来るようになったり。
多くの人が、平日の深夜の日本で、新しい機能に一喜一憂していたと思います。
ただ新しく発表される新機能が人々の生活を便利にするかは実際に使われるまで分かりません。
今回は個人的に実装されるまでは期待されていた機能でも、結局使わなくなってしまった便利な機能を紹介します。
2画面表示テレビ
2画面表示できる機能があるテレビを知ったのはまだブラウン管テレビが当たり前だった90年代の頃でした。
当時僕の家にはテレビが一台しかなく、チャンネル権を持っていたのは当然親です。ニュースや野球中継のせいで見たいアニメが見れなかった少年時代の僕にとっては、この2画面表示のテレビが家に来る前はとても楽しみにしていました。
しかし実際そのテレビが家に来てから2画面表示機能を使ったのは最初の数回だけでした。やっぱり片方の画面からしか音が出なかったり、2分割すると画面が小さくなったり、もう片方の画面のせいで集中力がそがれたり、そういうのが原因だったと思います。
今の多くのテレビにも2画面表示機能は搭載されているので需要は全く無くはないと思うんですが、テレビが家に複数台あって、個人でもスマホやタブレットといった各自専用の画面を持っているのは当然になってきている現代では今後この機能を使う人たちは更に減っていくんじゃないかと思っています。
iPhoneのiPod機能
まだガラケーしか無かった僕の学生時代に登場したiPodは、所持しているすべての曲を全て保存出来てどこでも聞くことが出来る最高の機械でした。当時サントリーのウーロン茶でiPod miniが当たるキャンペーンに、そんなに好きでもなかったウーロン茶をたくさん飲んで応募しまくっていたのを思い出します。
僕にとってandroidでは無くiPhoneを買った一番最大の理由は、iPodの機能も使うことが出来るという事でした。
しかし、実際にiPhoneを買うとアプリをダウンロードすればネットラジオを聞けたり、youtubeで最新の曲から古い曲まで聞くことが出来たりと、iPod機能を使う事はほとんどなくなってしまいました。
最近はspotifyやapple music等のストリーミングサービスが当たり前の世の中になっているので、ますますiPhoneでiPod機能が使われなくなってしまうと思ってます。僕もmusicアプリを立ち上げることはほぼ無くなってしまいました。
ガラケー時代のワンセグ機能
ドコモ初のワンセグ対応端末として2006年に発売されたP901iTV。
それまでケータイでテレビを見る事は夢のまた夢って感じでした。それまで何度も、ケータイでテレビを見ることが出来たら最高なのになぁと良く思っていたのは僕だけじゃないと思います
しかし実際にケータイにワンセグ機能がついた後、あれだけ夢にまで見た機能だったはずでしたが僕はほぼ使う事はありませんでした。初期のワンセグは結構画質が荒く、電波もつながる所があまり少なかったり、そしてそれに耐えてまで見たいテレビ番組は無かったからです。
更に今のデジタルネイティブ世代にとったら、スマホでyoutubeやらNetflixやhuluが見れるのに、なんでわざわざ見たい時に見ることが出来ないテレビの番組を見たいと思うのか、全く理解できないかもしれません。
期待してたのに実際に使わなくなった機能は結構多い
便利な機能でも、実際に多くの人に使われないとそれは廃れていってしまいます。
ただ便利な機能を搭載するだけでは無くて、それが普段の生活をどのような便利にしていくのか、その辺をうまく紹介するのも大事だと感じます。(アップルはその辺の見せ方がうまいと思う)
他にも「結局使わなくなってしまった便利機能」、探せば色々ありそうですね。