この記事は前回書いた話の続きです。まだ読まれていない方はこちらからどうぞ↓
睡眠時間が確実に少なくなってしまった僕は、今までだったら考えられない様な体への不調が次々と現れる様になりました。実際どのような事が起こったのか、大きな変化をまとめてみます。
久しくかかっていなかった病気で熱発
Photo by Guillaume de Germain on Unsplash
数十年ぶりにインフルエンザにかかりました。
時期的には12月。インフルエンザにかかってもおかしくない時期だったので別におかしい話ではないんですが、前回インフルエンザになったのが小学校低学年の頃だった僕は、自分はインフルエンザにかからない健康体なんだと完全に思い込んでいました。日頃あまり病気をする方ではなかったのでインフルエンザの高熱はものすごく辛かったのを覚えています。
怪我
インフルエンザも治って、数週間後。相変わらず寝不足だった僕は寝坊してしまい家から駅までダッシュで向かっていました。寝不足気味な事と寒い季節で身体がこわばっていたという事もあって歩道と車道を分けるちょっとした段差につまづいてしまいバランスを崩し、足のくるぶし部分から地面に着地してしまい思わず声が出てしまうような耐えられない痛みを感じました。
多くの通勤する人たちが駅の改札口へ向かって行く中、しばらく歩くことも出来なくて、ただひたすら地面にうずくまってズキズキとする痛みに耐えていました。が電車に乗らないと会社に遅刻してしまうという恐怖の方が大きくて、足を引きづりながらなんとか電車に乗りました。
何とか会社には間に合ったんですが痛みはさらに増していき、靴下を脱いでみると自分の足首がどこにあるか分からない程に腫れ上がっていました。週末に病院に行って診察してもらうと打撲でした。
電車の乗り間違え
なんとか業務にまだ慣れないながらも忙しい年末を乗り越えて、お正月休みを迎えることができました。その日は実家に戻る為、朝5時台の電車に乗って羽田空港に向かう予定だったので前日の夜には荷物をパッキングしておき、朝起きたらすぐ家を出る予定でした。
しかし前日の夜は準備が出来ないまま寝てしまい、朝からバタバタと荷物をまとめてギリギリで駅に到着。その日はスーツケースだったのでいつもは使わないエレベーターでホームまで行くとそこには既に電車が到着していて慌てて乗り込みました。何とか間に合ったという安心感と眠気でウトウトとすること数十分。
聞きなれない駅名がアナウンスから流れてきて、自分が空港とは反対側の電車に乗ってしまったことに気がつくまでそれ程時間はかかりませんでした。一瞬パニックになりかけましたがとりあえず電車を降りて、まだ暗い交通量もほとんどないさみしい駅のホームで、これから電車で戻っても飛行機の時間に間に合わない事が分かりました。
駅のターミナルにはタクシーもいなかったので、すぐにタクシー会社に連絡して何とか羽田まで高速を使って走ってもらってギリギリの所で飛行機に乗る事ができました。
「今までの自分とは明らかに違う」という事に対する不安
今までだったら会社を休む程の病気もした事がなかったし、旅行の前日には確実に荷物のパッキングは終わらせていました。電車の乗り間違えなんかも人生でこの時が初めてでした。
今まで当たり前のように出来ていた事が徐々に出来なくなって行く不安。明らかに以前の自分とは変わってしまったように感じて、これらの事は自分への信頼や自信というものを徐々に奪っていきました。
仕事では慣れない業務に悪戦苦闘してメモしながら必死に覚える状態。
プライベートでも上にあげたような数々のダメさ加減。
まだそこまで気心が知れていない職場の人達にはひかれると思って冗談にも出来ない感じだったので、その頃には僕の自尊心は完全にゼロになっていました。
続きます。